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作成日：2007年8月13日_記事番号：T00002068
中国の液晶テレビ販売ルート、奇美が固める
13日付経済日報によると、奇美集団の中国での液晶テレビ販売ルートが固まった。江蘇省昆山、広東省深センに販売拠点を設け、隣接する寧波と仏山の奇美電子（ＣＭＯ）の後工程モジュール工場（ＬＣＭ）からの供給により、来年旧正月明けから販売を開始する。将来は中国で５大ブランドに入ることを目指す。
奇美集団の液晶テレビ販売責任者である鄭良彬新視代科技総経理によると、販売ルートは中国最大の家電量販チェーンである国美電器などの全国展開型ルートと、地方百貨店や情報家電売り場の地域型ルート両方に確保できた。
来年は北京オリンピックの開催で、テレビ販売のビジネスチャンスが広がるとみられる。近くに奇美傘下の工場がある地の利を生かし、購買力の高い江蘇、浙江省、広東省を起点に競争力のあるＣＭＶブランド32インチと42インチ機種から販売を始め、全機種へと広げて行く計画だ。
