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海運マースク、高雄港撤退を否定


ニュース 運輸 作成日:2010年1月29日_記事番号:T00020683

海運マースク、高雄港撤退を否定

 
 デンマークの海運大手、APモラー・マースクの台湾子会社、台湾快桅船務代理は28日、マースクが高雄港から撤退するとの同日の経済日報による報道を否定し、今後も高雄港に寄港する路線の運航を継続すると強調した。29日付工商時報が伝えた。

 それによると、マースクは第5コンテナターミナルの埠頭(ふとう)2カ所の使用契約は延長しないが、同埠頭の使用契約を引き継ぐ韓国・韓進海運から埠頭を借り受け、運航を継続する方針という。

 交通部関係者は、マースクは昨年の赤字が20億米ドルに達するなど財務状況が厳しく、赤字削減のため、高雄港の埠頭使用契約を打ち切りを決め、韓進海運を通じて埠頭を借り受ける方式に変更すると説明した。

 韓進海運が60%を出資する韓進パシフィックは、現在使用している78番埠頭とマースクが使用契約を打ち切る76、77番埠頭の計3カ所を2014年まで使用する契約を結ぶ方針とされる。