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国有地売却、住宅用・商業用でダブル最高値


ニュース 建設 作成日:2010年1月29日_記事番号:T00020689

国有地売却、住宅用・商業用でダブル最高値

 
 財政部国有財産局は28日、台北市中心部の一等地にある住宅用地、商業用地の売却入札を行い、いずれも過去最高値で落札された。29日付経済日報が伝えた。

 同日の入札では、仁愛路二段の住宅用地(116.16坪)に1坪当たり679万800台湾元(約1,907万円)、羅斯福路三段の商業用地(87.12坪)に同719万4,800元の値が付き、いずれも過去最高値を更新した。仁愛路二段の住宅用地は、3年前に不動産開発業者が落札した価格よりも70%上昇した。

 国有財産局は同日、台北市中心部の18区画の売却入札を行い、うち10区画が落札された。

 信義房屋不動産企画研究室の蘇啓栄経理は、「入札結果は今年の不動産景気の前哨戦と位置付けられ、高値による落札は、市場に不動産価格の上昇余力があることを示している」と分析した。