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大同と唯冠、提携を強化


ニュース 電子 作成日:2007年8月13日_記事番号:T00002069

大同と唯冠、提携を強化

 
 大同集団と唯冠電子(プロビュー)の提携関係強化が進んでいる。今年大同の海外工場における唯冠製品のOEM(相手先ブランドによる生産)生産量は、液晶テレビ、液晶モニター合わせて50万台を超える。また、大同傘下の中華映管(CPT)も、唯冠に液晶テレビパネル50万枚を供給している。

 唯冠の今年の液晶テレビ、液晶モニター出荷量は1,000万台を超える。生産拠点が中国の1カ所しかない唯冠にとって、大同がチェコとメキシコに持つ工場を利用は欧州、北米大陸進出に大きなメリットとなる。大同にとっても受注コストの低減と華映のパネル生産ラインの効率的利用が望める。

 華映はこのほど、中国の三大液晶テレビブランドの一つである、廈華電子(Xoceco)の株式を取得し最大株主となった。年末には中部科学工業園区での液晶パネルの新工場計画を明らかにする。林蔚山董事長によると、この計画には、大同、唯冠、廈華の他に数社の海外メーカーの参画が見込まれるという。13日付経済日報が報じた。
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