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台湾中油など出資のLNGタンカー、「台達2号」が初出航


ニュース 石油・化学 作成日:2010年1月29日_記事番号:T00020693

台湾中油など出資のLNGタンカー、「台達2号」が初出航

 
 台湾中油、日本郵船、三井物産の合弁による船舶保有会社「ニミック(NiMiC)」が三菱重工業に建造を依頼した液化天然ガス(LNG)タンカー4隻のうち、「台達(TAITAR)2号」が28日、LNGを満載してカタールから台中港に向けた初航海に出発した。29日付工商時報が伝えた。

 台湾中油によると、4隻が今後相次いで就航すれば、台中港に毎週1隻のペースでLNGタンカーが到着する見通しだ。同社の台中工場では2011年時点で、年間300万トンのLNGを処理し、台湾天然ガス市場の需要を十分に満たせるようになるという。また、台湾のエネルギー市場の安定と、二酸化炭素(CO2)排出量の削減にもつながるとしている。

 なお、「台達」の名は台湾とカタールの中国語表記「卡達」から1文字ずつを取り、双方の密接なパートナー関係を象徴させたとしている。