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AUOの10年設備投資6割増、ライン増強・太陽電池に注力【図】


ニュース 電子 作成日:2010年1月29日_記事番号:T00020700

AUOの10年設備投資6割増、ライン増強・太陽電池に注力【図】

 
 液晶パネル最大手の友達光電(AUO)は28日業績説明会を開き、2010年の設備投資額は前年比64%大幅増の1,000億台湾元(約2,800億円)となると表明した。そのうち第7.5世代および8.5世代生産ラインの増強に85~90%、太陽電池事業に10~15%を投じる計画だ。29日付電子時報が報じた。
 
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 今年AUOが拡充を予定している生産ラインのうち、7.5世代第2工場では第2期拡張作業を継続し、6月には同世代全体の生産能力を現在の月産10万枚(ガラス基板投入枚数換算)から13万枚まで増強する計画だ。

 また、中部科学工業園区(中科)后里園区七星基地で建設を進めている8.5世代第2工場(L8B)は、第1期の月産能力を4万5,000~5万枚とし、今年第3四半期に設備搬入、11年第1四半期に操業を開始したい考えだ。

 なお七星基地の開発に対し先ごろ、同園区の環境影響評価は無効だとする判決が最高行政法院の上訴棄却によって確定し、L8Bの建設中断が懸念されているが、これについて陳来助AUO総経理は「政府が企業の権益を保護するよう希望する」と語った。