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中国企業の台湾支店、中国から関係者招請可能に


ニュース その他分野 作成日:2010年2月1日_記事番号:T00020704

中国企業の台湾支店、中国から関係者招請可能に

 
 内政部入出国移民署は1月29日、中国企業が台湾に支店(分公司)を開設した場合、支店による招請で中国のビジネス関係者の台湾渡航を認める方針を明らかにした。移民署は関連する許可規定を近く行政院に提出し、早ければ春節(旧正月)後にも実施する。1月30日付工商時報が伝えた。

 現行規定では、台湾企業が招請する形で中国からビジネス関係者を招く場合、招請側の企業が年商1,000万台湾元(約2,820万円)以上または資本金500万元以上であることが条件となっている。

 移民署は中台の経済交流が活発化し、中国企業の台湾支店が中国から招請を行うケースが増えるとみて、関連規定を追加することにした。中国企業の台湾支店による招請に際しては、ペーパーカンパニーが悪用されることを防ぐため、同様に年商1,000万元以上、営業資金500万元以上という条件を設ける方針だ。