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台湾神隆、統一が株式追加取得


ニュース 医薬 作成日:2010年2月1日_記事番号:T00020712

台湾神隆、統一が株式追加取得

 
 食品最大手の統一企業(ユニ・プレジデント)は1月29日、抗がん薬原料メーカーの台湾神隆(サイノファーム・タイワン)の株式12.79%を米ワトソンから9,708万米ドルで追加取得することを董事会で決議した。台湾神隆に対する持ち株比率は43.42%で筆頭株主となり、統一集団全体で台湾神隆の過半数株式を掌握する。1月30日付経済日報が伝えた。

 統一はワトソンが経営戦略上の理由で放出する株式を株主による優先取得権行使で取得する。統一は台湾のバイオ産業の将来性を有望視しており、ワトソンによる株式放出を好機と判断した。

 台湾神隆は年内に上場を予定している。統一は今回、1株18.37台湾元(約51.7円)で台湾神隆株を取得したが、非上場株取引市場では既に同社株が37元前後で取引されており、統一は多額の上場益を得る見通しだ。