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台湾ウイスキー「カバラン」、欧州市場進出へ


ニュース 食品 作成日:2010年2月1日_記事番号:T00020714

台湾ウイスキー「カバラン」、欧州市場進出へ

 
 コーヒー飲料大手、金車集団(キングカー)は、年内にもシングルモルトウイスキー「噶瑪蘭(カバラン)」を欧州市場に進出させる。今後英国で発表会を開催し、市場の反応を見極める計画だ。30日付工商時報が伝えた。

 「カバラン」は、先ごろ英国で行われた品評会で、酒齢3年以下のモルトウイスキー部門で優勝したのをきっかけに、欧州各国の商社から問い合わせが相次いでいるという。金車は「これまで価格が高いとか、熟成期間が短いと言われたこともあったが、原料にこだわり続け国際的な評価を得たことで、問い合わせが増えている」としている。

 同集団の伯朗咖啡(ミスターブラウン・コーヒー)は、ドイツやチェコを中心に欧州でも好業績を上げており、この流通経路をウイスキーの販売にも生かしたい考えだ。

 なお、宜蘭のウイスキー工場は年産能力900万本のところ、現在の生産は400万本だが、販売拡張により今年から500万~600万本に引き上げる予定だ。