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AUO傘下の景智科技、昆山に工場新設へ


ニュース 家電 作成日:2010年2月1日_記事番号:T00020717

AUO傘下の景智科技、昆山に工場新設へ

 

 友達光電(AUO)が佳世達科技(Qisda)と合弁で設立した液晶テレビ組み立て受託メーカー、景智科技は29日、中国・江蘇省昆山市に2,000万米ドルをかけて工場を新設すると発表した。華中地区(安徽省合肥)、華南地区(福建省アモイ)、華西地区(四川省綿陽市)に続いて、華東地区での生産拠点設置で、中国全土をひととおりカバーすることになる。中国市場向けの受注をさらに獲得し、今年の出荷量は前年比数倍となる200万台以上を目指す。30日付経済日報が伝えた。

 AUOの彭双浪・執行副総経理によると、友達集団の液晶テレビ出荷台数は昨年、50万~60万台にとどまり予想を下回った。ただ、「中国家電ブランドは、製品の大型化による運送コストの上昇、および輸入関税の高さから、現地生産化が進んでいる」と指摘し、この1~2年は中国の家電大手から受注を獲得する大きなチャンスとなると期待を示した。最大手の海爾集団(ハイアール)や四川長虹電器とも受注交渉を進めているもようだ。