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作成日:2007年8月14日_記事番号:T00002072
サラリーマンの84%が「起業したい」=求人バンク調査
サラリーマンの84%が起業したいと考えていることが、大手求人バンクの「1111人力銀行」がこのほど実施したアンケート調査で明らかになった。新社会人の75.48%も「起業意思がある」と答えた。
サラリーマンのうち、「起業の意思がある」と答えた56.56%と「すでに企業を準備している」と答えた27.77%を合わせると、起業を考えている人の割合は84.33% に達した。
その理由としては、◆給与が少ない(52.53%)◆キャリアアッププラン(45.25%)◆興味があるから、向いているから(39.60%)──などの回答が多かった。起業する業種としては、◆飲料・デザート類(37.98%)◆飲食業(21.82%)◆コンビニエンスストア(15.35%)──の人気が高かった。昨年3位だったインターネットオークションは10位圏外の3.13%だった。
起業に必要な時間は平均7.71カ月で、想定準備資金は51万~100万台湾元(約183~360万円)、平均で80万元だった。昨年の85万元より5万元減少した。想定財源は個人貯蓄(79.09%)が最も多く、銀行融資(47.58%)、親友の出資(33.23%)などが続いた。
調査は7月27日から8月10日まで実施され、1,174人から有効回答を得た。