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DRAMと液晶パネルの相場上昇、PC値上がりか


ニュース 電子 作成日:2010年2月1日_記事番号:T00020722

DRAMと液晶パネルの相場上昇、PC値上がりか

 
 パソコン大手、宏碁(エイサー)の林顕郎・台湾区総経理は、パソコン販売の好調を受け、DRAMの新規格、DDR3は容量1ギガバイト(GB)で2月の価格が前月比30%上昇し、液晶パネルの価格も18.5インチで8~12%値上がりしていることを明らかにした。この傾向が続けば、これまで値下がりが続いていたPC価格が反発する可能性がある。1日付経済日報が伝えた。

 林総経理は「PCの重要部品は値上がりが相次いでおり、1GBのDDR3モジュールは1月に比べ7米ドル上昇した。ハイエンド機種は4GBのDRAMを採用しているため、1台当たり1,000台湾元(約2,820億円)近いコスト増になる。液晶パネルの値上がりも含めると、PCメーカーに対するコスト圧力は大きい」と指摘した。

 このほか、今年は低価格ノートPC(ネットブック)の出荷比率がやや低下し、単価が高い通常サイズのノートPCの出荷が増えると予想され、全体としてPC価格が押し上げられるとの見方もある。