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富邦金控、中国にファンド運用会社設立検討


ニュース 金融 作成日:2010年2月2日_記事番号:T00020738

富邦金控、中国にファンド運用会社設立検討

 
 富邦金融控股は系列の証券会社や投資信託会社を通じ、中国にファンド運用会社の設立を検討している。2日付経済日報が伝えた。

 台湾の金融機関が中国に合弁ファンド運用会社を設立した例はなく、富邦金控の申請が認められれば、台湾系業者で初めて中国で投資信託業務を開始することになる。

 中国政府は中外合弁によるファンド運用会社に対する外資の出資上限を従来の30%から2年前に49%に緩和している。ただ、規制緩和以降に合弁ファンド運用会社の設立申請は1件も提出されていない。富邦金控は富邦証券または富邦投信の名義で当初30%を出資し、将来的に出資比率を49%まで引き上げることを検討している。富邦金控はこのほど、行政院金融監督管理委員会(金管会)に対し計画の説明を行ったもようだ。

 富邦金控の龔天行総経理は1日、「現時点では発表できる段階ではない」として詳細は明らかにしなかった。