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太陽電池の富陽、南京市から40億元受注


ニュース その他製造 作成日:2010年2月2日_記事番号:T00020748

太陽電池の富陽、南京市から40億元受注

 
 中環(CMCマグネティクス)は1日、傘下の薄膜太陽電池メーカー、富陽光電(サンウェル・ソーラー)が、中国・南京市政府と2年総額40億台湾元(約113億円)の受注契約を結んだと発表した。富陽は創業以来最大の受注となり、製品は上半期中に納入を開始する。2日付経済日報などが報じた。

 富陽は昨年、光を通しその光量を調整できる特性を持つ製品の開発、量産に成功し、光宝科技(ライトン・テクノロジー)との協力によって、江蘇省と浙江省一帯の多くの農業用ビニールハウスに採用された。南京市政府はこれを評価し、富陽の薄膜太陽電池を農業用ビニールハウスに投入する。

 富陽はまた、南京市高新区と結んだ投資協定に基づいて、6億米ドルを投じて同区に薄膜太陽電池の生産拠点を設置する。初期投資額は1億米ドルで50メガワット(MW)の生産能力を確保し、2012年に100MW、15年に300MWに引き上げる。