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中華電信、クラウド設備レンタルサービスを開始


ニュース 電子 作成日:2010年2月2日_記事番号:T00020752

中華電信、クラウド設備レンタルサービスを開始

 
 中華電信は今年、急速に関心が高まっているクラウドコンピューティングで、企業向けに関連設備のレンタルサービスを開始する。同社は台北県板橋市で2013年にクラウドサービスにも対応したインターネットデータセンター(IDC)を立ち上げる予定で、IDCでの需要分を合わせて今後合計で30億台湾元(85億円)余りのサーバーなど関連設備調達が見込まれている。全体の7割以上が台湾企業からの調達となると予想される。2日付工商時報が伝えた。

 中華電信数拠通信分公司によると、同社の今年の設備投資額30億元余りで、大部分がクラウド業務の展開に向けたサーバーや交換機、ルーターの購入に充てられる。業務用サーバーは広達電脳(クアンタ・コンピュータ)や鴻海精密工業、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)など、交換機はジュニパーネットワークスやシスコ・システムズ、ストレージ設備は日立やヒューレット・パッカード(HP)などと、調達に向けた商談を進めている。

 同社によると、クラウド設備のレンタルサービスは、ゲーム関連やウェブサイト運営企業などから既に好反応があり、今後企業の需要に応じて設備投資額の引き上げも検討する考えだ。