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中華圏初のアシックス旗艦店、「走る楽しさ広める」


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年2月3日_記事番号:T00020777

中華圏初のアシックス旗艦店、「走る楽しさ広める」

 
 アシックス(本社・神戸市、尾山基社長)は3日、世界で5店目、中華圏では初となる旗艦店「アシックスストア台北」(台北市敦化南路)のオープン(6日)を目前に控え、報道陣への公開を行った。台湾亜瑟士(アシックス台湾)の深尾忠央総経理はワイズニュースの取材に対し、「台湾市民に『走る楽しさ』を広げていくことをが第一の使命」と抱負を語った。
 
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店舗はオフィスも多く集まる忠孝東路商圏にあり、会社帰りの一走りにロッカーやシャワールームを活用してもらう考えだ(3日=YSN)

 1階、2階合わせて店舗面積約80坪、売り場面積約45坪の台北旗艦店には、主に女性をターゲットにランニングシューズ、ウエア、バッグなどをそろえている。また、自分の好みに合ったカラー、素材、ネームなどを注文し、日本で生産を行う「イージーオーダーシステム」も展開する。

 このほか、年会費800台湾元(約2,260円)の会員に対し、ルームランナーとビデオを使った三次元足型計測機により、顧客の足や走り方に合わせたシューズをアドバイスする「FOOT ID」や、ロッカールームやシャワールームの開放、ランニングに関するクリニック、食事イベントの開催など幅広いサービスを提供していく。
 
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台北旗艦店オープンのテープカットを行う、尾山基アシックス社長(中央)とアシックス台湾の深尾忠央総経理(左)(3日=YSN)

 同店の初年度売上目標は4,000万円。アシックス台湾全体では通年で10~15%成長を目指す。旗艦店は今後、高雄、台中への出店も検討している。

 深尾総経理は「台湾はマラソン人口が拡大しつつある一方で、環境が整っているとは言えない。旗艦店開店は新たなライフスタイルを提案する絶好の機会だ」と語った。台北旗艦店を今後、中華圏全体に向けた情報発信基地としたいとの考えも示した。