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エプソンのプリンタ用液晶、AUO・奇美電からの調達拡大へ


ニュース 家電 作成日:2010年2月3日_記事番号:T00020778

エプソンのプリンタ用液晶、AUO・奇美電からの調達拡大へ

 
 エプソンは、友達光電(AUO)および奇美電子(CMO)からのプリンタ用液晶ディスプレイモジュールの調達規模を今年、昨年の600万枚、10億台湾元(約28億円)余りからさらに拡大させる方針だ。3日付経済日報が報じた。

 台湾エプソンは2日、今年はプリンタに搭載する液晶ディスプレイモジュールの大型化、カラー化が進むほか、インク使用量を節約できる大容量カートリッジを採用したインクジェットプリンタが主流になると指摘。同社は昨年第4四半期にこれら性能を兼ね備えた新機種を発売しており、今年の台湾インクジェットプリンタ市場でシェア45%の首位獲得を目指す。

 エプソンの2009年世界市場でのプリンタ出荷台数は1,000万台を超え、そのうち液晶ディスプレイモジュール搭載機種は800万~900万台を占める。同部品を台湾から調達していることにより、同社の09年台湾調達規模は、不景気だった昨年も08年の70億元と同水準を維持した。