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中国宇龍、台湾から携帯電話部品調達【表】


ニュース 電子 作成日:2010年2月3日_記事番号:T00020781

中国宇龍、台湾から携帯電話部品調達【表】

 
 中国のCDMA携帯電話端末大手、宇龍通信集団の郭徳英董事長らが2日台湾を訪れ、台湾の部品メーカー関係者と会談した。宇龍は台湾からの携帯電話部品の調達を拡大し、生産倍増を目指す方針だ。3日付工商時報が伝えた。
 
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 宇龍集団は「酷派(クールパッド)」ブランドで、昨年急速に販売を伸ばした新興企業。広東省東莞市にこのほど完成した松山湖工場では、EVDO、TD-SCDMA、WCDMAの各規格の携帯電話端末を生産する。生産能力は初年度が1,500万台で、3年以内に年産4,000万台を見込む。

 郭董事長は「今年の出荷台数は倍増が見込めるため、台湾からの部品調達を拡大し、台湾企業との協力規模を拡大する」と述べた。同社は今後、富士康国際(FIH)、奇美電子(CMO)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)、聯発科技(メディアテック)なとの協力関係を強化していく方針だ。