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クアンタ、Q1出荷予想を上方修正


ニュース 電子 作成日:2010年2月3日_記事番号:T00020786

クアンタ、Q1出荷予想を上方修正

 
 ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、第1四半期の出荷予想を前期比5%以内の減少へと、当初の5~10%減から上方修正したことを明らかにした。相次ぐ受注獲得を受けての判断で、昨年第4四半期の出荷台数が1,140万台だったことから、今期は1,080万台前後が見込まれる。3日付工商時報が報じた。

 UBS証券の顔子傑アナリストは、クアンタの大口顧客、ヒューレット・パッカード(HP)が第1四半期にインテルのモバイル向け新プラットフォーム「カルペラ(Calpella)」搭載機種を投入することが、クアンタの出荷増につながるとの見方を示した。市場では、クアンタの出荷は昨年の不調を脱し、今年は四半期ごとに成長するとみられている。

 一方、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理も先日、第1四半期の出荷予想を5%減へと、当初の10%以内の減少から上方修正を表明した。昨年第4四半期の出荷台数が1,200万台強だったため、今期は1,140万台が見込まれ、引き続きノートPC受託生産最大手の座を占める見通しだ。