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HTC董事長、ソーラーテックの増資引き受けか


ニュース その他製造 作成日:2010年2月4日_記事番号:T00020800

HTC董事長、ソーラーテックの増資引き受けか

 
 宏達国際電子(HTC)の王雪紅董事長が太陽電池メーカーの昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)の増資を引き受けるとの観測が広がっている。HTCは「王董事長個人の投資意思については分からない」と説明し、ソーラーテックもコメントを拒否している。4日付経済日報が伝えた。

 王董事長は台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者、王永慶氏が第二夫人との間にもうけた三女で、台塑の董事も兼任している。このため、王董事長の動きは、台プラによる太陽電池事業拡大に関係があると受け止められている。ソーラーテックの第三者割当増資は5日が払込期限となっており、増資の結果は同日にも発表される予定だ。

 ソーラーテックは主に結晶シリコン型太陽電池の生産を行っており、同社幹部は台プラと関係が密接だ。ソーラーテックは今回の増資で10億2,200万台湾元(約29億円)を調達する。