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薄膜太陽電池のソーラーバス停、台北県で供用開始


ニュース その他製造 作成日:2010年2月4日_記事番号:T00020801

薄膜太陽電池のソーラーバス停、台北県で供用開始

 
 台北県と遠雄集団が共同で設置を進め、中環(CMCマグネティクス)傘下の富陽光電(サンウェル・ソーラー)が薄膜太陽電池を供給する、スマート型ソーラーバス停が3日、同県三峡鎮、樹林市、林口郷の3カ所で供用を開始した。薄膜太陽電池を使ったソーラーバス停は台湾初。4日付経済日報などが報じた。
 
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台北県の薄膜太陽電池ソーラーバス停は、1基当たり年間1,660kWhの省電力、1,059kgのCO2排出量削減につながるという(3日=中央社)

 このソーラーバス停は、屋根として設置された薄膜太陽電池が、バス運行情報などを知らせる掲示板などに電力を供給する構造で、都市エコロジー化や市民の利便性向上への貢献が期待される。

 翁明顕CMC董事長は、「同バス停は透光性を持つ薄型太陽電池を屋根として利用しているため、建材一体型(BIPV)太陽電池の典型例と言える」と語っており、今後富陽光電は市場での差別化を図るため、BIPV市場での商機獲得に全力で取り組む姿勢を示した。