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台プラ4社の1月売上高、前年比9割増【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年2月4日_記事番号:T00020802

台プラ4社の1月売上高、前年比9割増【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が3日発表した1月の合計売上高は1,308億台湾元(約3,700億円)で、世界的不況で低迷した前年同月と比べ90.42%増加した。過去1年での最高水準となった上、4社とも前年同月比81~109%増と大幅に成長した。王文淵・台プラグループ総裁は「需要が安定し、フル稼働となっていることで、今年は2けた成長が見込める」と楽観的な見通しを示した。4日付工商時報が伝えた。
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 4社は利益も好調で、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が50億元近くに達するなど、各社とも大きく成長し、第1四半期は前年同期の2倍となる可能性もあるという。

 同グループは好業績の理由について、昨年第1四半期はオファー価格が1トン当たり500~800米ドルの低水準で、稼働率も50~60%にとどまったが、今年第1四半期はオファー価格が同400~1,200米ドル上昇して一律1,000米ドル以上となり、稼働率も100%に回復しているためと説明した。

 証券会社のアナリストは、主要4社は今年、30~40%の増収が見込めるとしている。