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メモリ生産能力不足、今後値上がりへ=威剛董事長


ニュース 電子 作成日:2010年2月4日_記事番号:T00020812

メモリ生産能力不足、今後値上がりへ=威剛董事長

 
 メモリモジュール大手、威剛科技(Aデータ・テクノロジー)の陳立白董事長は3日、メモリ需要が依然強いものの、液浸露光装置が10カ月以上の納品待ちですぐには生産能力を拡張できない状況のため、今後メモリ価格は上昇が見込まれるとの予測を示した。4日付工商時報が報じた。

 陳董事長は、今年のDRAM市場は1年を通じてオフシーズンがみられず、下半期は上半期よりさらに良くなるとの楽観見通しを語った。

 また各社が現在、DRAMの主力製品を新規格のDDR3にシフトしている中、DDR2供給量の減少が予測されるが、当面DDR2は低価格パソコンなどで一定のニーズがあり、下半期にはDDR3より高値となる可能性もあると語った。NAND型フラッシュメモリー価格も、アップルが次々と応用製品を投入している影響で、遅かれ早かれ上昇するとの見方だ。