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UMCの設備投資、前年比2.7倍も【表】


ニュース 電子 作成日:2010年2月4日_記事番号:T00020816

UMCの設備投資、前年比2.7倍も【表】

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は3日、最先端工程の生産能力を強化するとして、今年の設備投資額を昨年の2.17~2.72倍となる12億~15億米ドルとすると表明した。孫世偉同社執行長(CEO)は「同業者と『軍拡競争』(設備拡張競争)はしない」と強調したものの、台湾積体電路製造(TSMC)も今年、48億米ドルの設備投資を予定しており、証券会社からは「2年後に生産能力過剰を招く」との懸念も示されている。4日付経済日報が伝えた。
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 孫執行長によると、今年の設備投資は主に、南部科学工業園区(南科)の12インチウエハー工場「12A」での40・45ナノメートル製造工程の生産ライン設置と、28ナノ技術の開発およびテスト生産導入だ。また、シンガポールの12インチ工場「12i」の55・65ナノ生産能力増強も計画している。

 同社は設備投資の金額について、過去3~4年の売上高25%のラインと同水準で、リスクは低いと強調した。