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馬総統「日台FTA締結を」、今井正・交流協会新所長と初会見


ニュース 政治 作成日:2010年2月5日_記事番号:T00020826

馬総統「日台FTA締結を」、今井正・交流協会新所長と初会見

 
 日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の今井正・新所長は4日、馬英九総統と先月20日の就任後初めて会見した。馬総統は、日本は台湾にとって第2の貿易相手国で、日本にとっても台湾は第4の貿易パートナーだと指摘し、自由貿易協定(FTA)を締結し、経済・貿易関係を強化したいと呼び掛けた。5日付自由時報が報じた。
 
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馬英九総統(右)は今井正・交流協会台北事務所所長(左)との会見で、台湾の外交政策は「バランスと平和の追求」が主軸で、中台関係の大幅な改善は東アジア各国にプラスとなると語った(4日=中央社)
 
 馬総統は東アジアの安全保障問題にも言及し、「日米安保条約は地域の安全と安定の維持に寄与しており、非常に重要だ」と強調した。さらに、中国が反発している米国による台湾への武器売却に触れ、台湾の安全に貢献し、中国との関係改善にもつながるとの見方を示した。

 このほか、「台日特別パートナーシップ促進年」と位置付けた昨年に続き、今年も台日の交流を深めたいとして、今年10月の台北松山~羽田線就航や、故宮博物院コレクションの日本展開催に期待を示した。