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王HTC董事長、ソーラーテックに4.3億元出資


ニュース その他製造 作成日:2010年2月5日_記事番号:T00020832

王HTC董事長、ソーラーテックに4.3億元出資

 
 太陽電池メーカーの昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)が4日に完了を発表した第三者割当増資で、宏達国際電子(HTC)の王雪紅董事長が4億2,993万台湾元(約12億円)分を引き受けたことが分かった。王董事長は昇陽の今回の増資で最大の引き受け先で、出資比率は約10%となった。5日付経済日報が伝えた。

 王董事長は台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者、王永慶氏が第2夫人との間にもうけた三女で、台塑の董事も兼任しているため、台プラによる太陽電池事業拡大に関係があると受け止められている。ソーラーテックは、王董事長本人または関係企業との提携について「検討中で、いかなる可能性もある」と表明した。

 ソーラーテックは増資の目的について、運営資金の確保と財務構造の強化と説明している。今年は年末までに生産能力を現在の132MW(メガワット)から252MWと約2倍に拡大する予定だ。