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第6ナフサ5期、第2段階の環境影響評価も


ニュース 石油・化学 作成日:2010年2月5日_記事番号:T00020838

第6ナフサ5期、第2段階の環境影響評価も

 
 行政院環境保護署(環保署)の環境影響評価審査小組は4日までに、台塑集団(台湾プラスチックグループ)による第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)の第5期拡張計画について、環保署が今年5月から6月にかけ、六軽の過去10年間の開発状況に関して実施する総括検査に関係なく、所定の手続きに沿って審査を続行することを決議した。5日付工商時報が伝えた。

 一方、環境影響評価委員からは、総括検査が行われる以上、第5期拡張計画を単独案件と見なすことはできないとし、さらに厳格な第2段階の環境影響評価を実施し、温室効果ガスの排出削減に向けた具体的目標を示すべきだとの意見も出た。

 第5期拡張計画をめぐっては、台プラグループが提出した環境影響説明書に対する専門小組の初審が今月2日に行われた段階だ。台塑集団は工期3年を見込んでおり、仮に環境影響評価が第2段階に入った場合、着工は少なくとも半年以上遅れると試算している。