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台プラ、3大事業に6500億元投資


ニュース 石油・化学 作成日:2010年2月5日_記事番号:T00020839

台プラ、3大事業に6500億元投資

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台プラ)の李志村董事長は4日、今年推進予定の3大事業計画による投資規模が6,500億台湾元(約1兆8,500億円)に達するとの見通しを明らかにした。5日付工商時報が伝えた。

 内訳は▽第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)の第5期拡張計画、2,800億元▽ベトナムの鉄鋼プラント、2,800億元▽中国福建省のステンレス鋼工場、900億元──。

 李董事長は「昨年のグループの業績は回復し、穏やかな前進を示した。傘下の台塑大金精密化学、寧波工場は過去最高益を記録し、業績が予想を上回った。今年も中国の建材普及政策や中東の石化プラントの増産延期などにより、さらに業績改善が見込める」と指摘した。

 3大事業計画のうち、六軽第5期は環境影響評価が進行中。ベトナムの鉄鋼プラントでは4月ごろに用地取得を完了し、着工が見込まれている。

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の2009年12月期の連結売上高は前期比19%減の1兆7,590億元だった。