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プラスチック原料、2月台湾向けで全面値上げ【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年2月5日_記事番号:T00020840

プラスチック原料、2月台湾向けで全面値上げ【表】

 
 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)などプラスチック原料メーカーは、原料コストの上昇を受け、2月の台湾市場向けオファー価格を3~11%引き上げた。5日付工商時報が報じた。
T000208401

 
 1キログラム当たりの値上げ幅は、大きい順に▽低密度ポリエチレン(LDPE)、6.5台湾元(約18円)▽エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、6.5元▽高密度ポリエチレン(HDPE)、3.0元▽直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、3.0元▽ポリ塩化ビニル(PVC)、1.5元▽ポリプロピレン(PP)、1.5元──。

 これらの原料となる石油化学基礎製品のエチレンは、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)と台湾中油が今年1月に契約価格を1トン当たり1,170米ドルに値上げした上、2月にはスポット価格上昇や中東のナフサ分解プラント稼動停止で、同1,400米ドルまで上昇している。また、中国やインドなどでポリエチレン需要が強いことが、2月の台湾市場向けオファー価格上昇につながった。