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がん患者3.4%増、大腸がん2年連続最多に【表】


ニュース 社会 作成日:2010年2月6日_記事番号:T00020853

がん患者3.4%増、大腸がん2年連続最多に【表】

 
 行政院衛生署が5日発表した2007年のがん発症統計によると、同年にがん発症が確認された患者は前年比3.4%増の7万5,769人に上った。6分56秒に1人がん患者が見つかっている計算になる。部位別では大腸がんが1万511人で2年連続で最も多く、次いで肝臓がん、肺がん、乳がん、口腔がんの順番で、上位5種類のがんで全体の56%を占めた。6日付蘋果日報などが報じた。
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 衛星署国民健康局によると、男性のがん発症者は女性の1.4倍で、たばこ喫煙とビンロウ摂食は男性に多いため、食道がんと口腔がんが確認された男性は、それぞれ女性の12.7倍、11.3倍に上った。

 女性のがんでは乳がんと甲状腺がんの増加率が最も高く、ともに女性ホルモンとの関連が高いため、同局では食事が西洋化し高脂質、高カロリー傾向になっていることが関係していると分析している。なお、医学界からはここ10年で台湾女性の乳がん患者の低年齢化が進んだとの指摘が出ているものの、国民健康局によると、患者の中心年齢は51歳で、特に低年齢化の傾向はみられないとしている。