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1月の消費者物価指数、年上昇率が1年ぶりプラス【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年2月6日_記事番号:T00020857

1月の消費者物価指数、年上昇率が1年ぶりプラス【図】

 
 行政院主計処の5日発表によると、1月の消費者物価指数(CPI)は104.73ポイント(2006年を基準値=100とする)で、前月比0.12%、前年同月比では0.29%の上昇となった。年上昇率は1年ぶりにプラスに転じた。主計処第三局の呉昭明科長によると、春節(旧正月)を前に、鶏肉類、牛乳、卵、菓子類などほぼすべての生活必需品が値上がりしている。今年の年越し予算は高くつきそうだ。6日付聯合報が報じた。
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 呉昭明科長は、「比較対象の昨年1月は春節があったため数値が高かったにもかかわらず、今年1月のCPI年上昇率がプラスとなったことで物価の上昇傾向がより明確となった」と指摘。2月はさらに上昇すると予測した。

 統計によると、最近最も急激な値上がりがみられたのは「卵類」で、前月比3.8%上昇した昨年12月に続き、1月はさらに6.38%値上がりした。2位は6カ月連続で上昇しているガス類で、1月は3.84%値上がり。3位は自動車・バイク、4位は鶏肉類となった。

 一方、昨年11月より年上昇率がプラスに転じている卸売物価指数(WPI)は1月、105.83ポイントで前月比0.24%、前年同月比6.68%の上昇となった。