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台湾電力、彰化県で洋上風力発電を推進へ


ニュース 公益 作成日:2010年2月6日_記事番号:T00020859

台湾電力、彰化県で洋上風力発電を推進へ

 
 台湾電力の陳貴明董事長は5日、第1期~第3期で既に187億台湾元(約520億円)の予算を投入している風力発電の推進計画で、第4期目として彰化県沿岸部での洋上風力発電計画を検討していることを明らかにした。当初は小規模のモデル事業からスタートし、運営が順調に進んだ段階で発電量を大幅に拡大する方針だ。6日付工商時報が伝えた。

 台電の風力発電は既に第1期計画が完成し、現在は第2期、3期計画による風力発電設備の建設を進めている。来年末段階では合計162基、出力は289メガワット(MW)に達する見通しだ。これまでの風力発電はすべて離島で行われていたが、第4期からは洋上発電に参入する。

 陳董事長は「日本では洋上風力発電設備が台風で壊れた例もあり、慎重な検討が必要だ。評価報告は既に完成しており、社内の経営会議で協議を進めている」と説明した。