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合作金庫銀、証券子会社を設立へ【表】


ニュース 金融 作成日:2010年2月6日_記事番号:T00020864

合作金庫銀、証券子会社を設立へ【表】

 
 合作金庫銀行の劉灯城董事長は6日幹部を集めた会合で、今年6月に開かれる株主総会に証券子会社の設立議案を提出する方針を示した。証券子会社は年内にも設立を計画しており、資本金は30億~40億台湾元(約83億~111億円)となる見通しだ。同行はこれを機に保険、証券、投信などを網羅する金融グループを目指す構えだ。6日付工商時報が伝えた。
 
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 同行は▽リスク管理▽業務発展▽事務資源▽金融マーケティング▽資産管理──の、5種類の事業群を設けている。子会社は今後設置される総管理処の傘下に置く。一連の組織再編を通じ、同行は来年にも金融持ち株会社への移行を申請したい構えだ。

 劉董事長はまた、同行の自己資本比率(ティア1)が7%に満たないことについて、現金増資か起債で補う必要があるとの認識を示した。増資に関しては、財政部が公募方式、行員への割当増資が適当との見解を示している。