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展茂光電、会社更生手続きへ


ニュース 電子 作成日:2007年8月14日_記事番号:T00002087

展茂光電、会社更生手続きへ

 
 桃園地裁は13日、液晶パネル用カラーフィルター(CF)を生産する桃園県平鎮市の展茂光電(AMTC)について、会社更生手続きの開始を決定した。債権銀行による更生手続き申し立てが認められた初のケースとなる。銀行団は展茂光電の経営を引き継いだ後、操業再開を目指して準備を進める。14日付経済日報が伝えた。

 桃園地裁は、合作金庫と展茂光電の張宝?前総経理(銀行団顧問)らを更生管財人に指名。更生監督人には台新銀行などを選んだ。10月にも当事者が再建計画を協議する。

 展茂光電の余宗沢前董事長は、「企業の更生手続きはこれまで取締役会決議を経て、会社が裁判所に申し立てる流れだったが、特殊事情により債権銀行が裁判所に更生手続きを申請した。台湾の会社史上で初となる」と述べた。