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ASE財務長、上半期業績を楽観


ニュース 電子 作成日:2010年2月6日_記事番号:T00020872

ASE財務長、上半期業績を楽観

 
 パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体(ASE)の董宏思・財務長(CFO)は、5日の業績説明会で今年の業績見通しについて「第1四半期はオフシーズンとは思えない好調が続き、第2四半期はさらに成長する」と発言した。その上で、同社は今年の設備投資に前年比28.6~42.8%増となる4億5,000万~5億台湾元(約12億5,000万~13億9,000万円)を投じるとの方針を示した。6日付工商時報などが報じた。

 董財務長は、今年第1四半期の稼働率は前期を上回るが、稼働日が少ないため売上高は前期と同水準か、微減となるとの予測を示した。下半期の見通しについては、依然不透明ながらシェアの大幅拡大が期待され、中国の売り上げ比率拡大が業績に貢献するとの見方だ。 

 発表によるとASEは、2009年第4四半期の連結売上高が前期比4%増の262億9,300万元、純利益が同8%増の34億5,000万元、粗利益率は25.1%と予想を上回る業績を上げた。昨年通年では、連結売上高が前年比9%減の857億7,500万元、純利益が同9%増の67億4,400万元、平均粗利益率は21.2%だった。