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「名シェフの春節料理」、虚偽広告と指摘


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020891

「名シェフの春節料理」、虚偽広告と指摘

 
 コンビニエンスストア業界は最近、台北市内の高級ホテルとの提携で、有名シェフやホテルの料理長の考案による春節(旧正月)料理(中国語で年菜)の予約販売を行ったが、台北県政府の消費者保護官はこのほど、台湾ファミリーマート(全家便利商店)、萊爾富(ハイライフ)、OK便利店が販売したこれら企画商品が実際には委託先で生産されており、虚偽広告に当たると指摘した。7日付聯合報が伝えた。

 消費者保護官は「業者は名シェフによる手作りなのか、委託先の食品工場で生産されたものなのか明確にすべきだ」として、コンビニ各社、ホテル、委託先工場に1週間以内に説明を行うよう求めた。

 この種の企画商品が実際には委託先で大量生産されていることは、半ば周知の事実と言えなくもないが、虚偽広告による処罰対象となれば、業者に最高5万台湾元(約14万円)の罰金が科される可能性がある。

 コンビニ各社はいずれも「今年の販売活動は既に終了しており、今後改善していきたい」とコメントしている。