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量販店大にぎわい、景気回復に確信


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020892

量販店大にぎわい、景気回復に確信

 
 春節(旧正月)前最後の日曜日となった7日、量販店大手3社、大潤発(RTマート)、家楽福(カルフール)、愛買(aマート)の売り場は大勢の人出でにぎわい、売り上げは3社合計で8億~9億台湾元(約22億~25億円)と、景気浮揚対策として「消費券」が配布された昨年の春節前の同時期と比べても2~3割増加した。宝華総合経済研究院の梁国源院長は、今年は例年通り春節ボーナス(年終奨金)が支給され、解雇や無給休暇に遭う不安感が大幅に低下したため、購買意欲が向上して消費が拡大したと分析。今年の景気は必ず上向くとの見方を示した。8日付蘋果日報が報じた。
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台北市が主催する年貨(春節用品)市、「年貨大街」も、今年は例年に比べ業績が3割増となっているという(7日=中央社)

 RTマートは、消費券配布初日に当たった昨年の春節前最後の日曜日(1月18日)と比べ、7日は売上高、平均客単価ともに2割伸びたとしている。また、台北市の内湖二店などでは同日夜、駐車場に長い行列が見られた。

 カルフールも、駐車場が1日中満車で、ショッピングカートを満杯にして買い物する来店客の姿が多く見られたと指摘した。

 愛買は、7日の売り上げは通常の休日の4倍で、消費券配布後の昨年春節前と比べても4~5割多かったという。中でも年始贈答用の中低価格商品がよく売れたようだ。