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モスバーガー中国1号店、東元集団がアモイで開設


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020894

モスバーガー中国1号店、東元集団がアモイで開設

 
 モスバーガーの中国1号店が25日、福建省アモイでオープンする。東元集団(TECO)傘下、台湾でモスバーガーを展開する安心食品服務の主導で、日本のモスフードサービス、伊藤忠商事と協力し、中国市場の開拓を目指す。アモイを皮切りに今後1年で山東省など華東エリアを中心に30~50店に、5~6年以内に全国で1,000店以上まで拡大したい考えだ。8日付経済日報が報じた。

 台湾でのモスバーガー店舗数は162店に上り、昨年売上高は30億台湾元(約83億円)に迫った。黄茂雄TECO会長は、日本と全く同じ商品を導入するのでなく、台湾人の好みに合わせたローカル化が勝因と指摘している。

 例えばライスバーガーでは、コストの高さから日本店舗ではあまり使用されないエビなどの海鮮類を、台湾なら手ごろな価格でおいしい素材の提供が可能だとして採用し、独自メニューとして販売して好評を博した。

 黄会長は、中国1号店の開設にアモイを選択した理由を「台湾と生活・文化習慣が似ているため」としており、同じく米食文化を持つ中国市場での成功に自信をのぞかせた。