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シリコンウエハーの中美晶、今年の利益2倍へ


ニュース その他製造 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020895

シリコンウエハーの中美晶、今年の利益2倍へ

 
 シリコンウエハーの中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)の盧明光董事長は6日、今年はグループ全体で3割増収、利益倍増を目指すと宣言した。また、▽太陽電池用シリコンウエハー▽半導体用シリコンウエハー▽発光ダイオード(LED)用サファイア基板――の主要3事業すべてで台湾最大手を目指し、2013年までに現在の2倍、売上高300億台湾元(約830億円)を目標とすると述べた。7日付蘋果日報が伝えた。

 徐秀蘭総経理によると、太陽電池事業では受注が生産能力の2倍に達しているため、現在の生産能力500メガワット(MW)から6月末に600MWまで拡張を予定していたが、これを700MWに引き上げる。第1四半期は3~5%の価格上昇が見込め、さらに5~6月分まで大部分の受注が確定しているという。その他2事業でも生産能力の拡張を予定している。

 同社は生産能力の拡張に伴い、技術者を中心に今年は300~500人増員する計画だ。さらに人材定着のため、全従業員に対し今年1月にさかのぼって平均3.5%昇給、さらに7月にも業績上位20%の従業員を対象に昇給を行う。