ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020898
中国鋼鉄(CSC)は、3月分の受注が80万トン余りと台湾域内向け、輸出ともに満杯となっており、春節(旧正月)も休暇返上で稼動することを決定した。鉄鉱砂など国際原料価格が大幅に上昇していることから、今月下旬に決定される4、5月の域内オファー価格の引き上げが予想されることで、川下メーカーが在庫確保に動いていることが主な原因だ。8日付工商時報が伝えた。
中鋼は先月末にも3月の域内オファー価格を平均4.92%引き上げている。ただ、鍾楽民執行副総経理は、鉄鋼砂は今後も上昇が続く可能性が高いとして「上げ幅は未定だが、第2四半期も域内オファー価格を引き上げることは間違いない」と表明した。
同社は出荷状況について、2月は川下メーカーの稼働日数が減少するため前月比で減少するが、3月は大幅に伸びるものとみている。
このほか鉄鋼市場の回復に伴い、川下の燁輝企業や盛餘(SYSCO)なども、春節期間にラインを止めないことを決めている。
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