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3.5Gデータ通信カード、ユーザーが倍増【表】


ニュース 電子 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020901

3.5Gデータ通信カード、ユーザーが倍増【表】

 
 国家通信伝播委員会(NCC)の統計によると、2009年末時点で3.5世代(3.5G)データ通信カードのユーザー数は66万件となり、08年末の33万件から倍増した。ただ、09年上半期は月平均の増加数が2万9,900件だったのに対し、下半期は2万5,000件と減速が見られる上、10年は4GのWiMAX(ワイマックス)サービス開始が相次ぐ見通しのため、3.5Gデータ通信カードユーザー数の拡大が今後も続くかは不透明だ。8日付電子時報が報じた。
 
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 業界関係者によると、3.5Gデータ通信カードはモバイル接続が可能だが、実際には8割近いユーザーが主に家庭で使用している。このことから、非モバイルのネット接続市場への侵食も考えられるが、同市場では光ファイバー(09年末153万2,000件)、ケーブルネットワーク(同81万件)のユーザーが増え続けており、主流のADSL(非対称デジタル加入者線)のみが、昨年第1四半期約290万件から09年末に約258万件となり減少傾向にある。

 これは、中華電信がADSLユーザーに対し、光ファイバーへの切り替えを勧めていることや、ケーブルテレビ(CATV)業者がネット接続とデジタルテレビ放送のセットプランを打ち出していることが背景にあるようだ。