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PCBの志超科技、中国・祥豊電子を傘下に


ニュース 電子 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020903

PCBの志超科技、中国・祥豊電子を傘下に

 
 光電製品用プリント基板(PCB)大手、志超科技(TPT)は6日、聯華神通集団傘下の中国PCBメーカー、祥豊電子の株式55%を取得することで、同集団の聯華実業、聯成化学科技(UPC)、神達電脳(マイタック・インターナショナル)の3社と覚書を交わした。志超科技は、将来的には祥豊電子を100%子会社とする考えだ。7日付工商時報が伝えた。

 2008年、同業の統盟電子(ヤン・アン・エレクトロニクス)への出資により台湾首位の座を既に不動のものとした志超科技は、今回リジッド基板を主力として90万フィートの月産能力を持つ祥豊電子を傘下に収めることで全体の月産能力を600万フィートまで引き上げ、光電用PCBで世界最大手となる見込みだ。

 志超科技は中国で、華東地区の蘇州と無錫に生産基地を設置しているが、顧客の液晶パネルメーカーの後工程モジュール(LCM)工場などは広東地域に集中している。今後、広東省に工場を持つ祥豊電子からの供給が可能になれば、コスト低減が期待できる。