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LED封止のエバーライト、1月は前月比10%増収


ニュース 電子 作成日:2010年2月8日_記事番号:T00020908

LED封止のエバーライト、1月は前月比10%増収

 
 発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が6日発表した1月売上高は、前月比10.1%増の11億6,000万台湾元(約32億円)で、過去2番目の高水準だった。昨年12月から液晶テレビ用LEDバックライト向け出荷を開始したことや、照明市場でのLEDの普及拡大が貢献したようだ。7日付蘋果日報などが報じた。

 エバーライトは、現在の需要は強く、1カ月以上先まで受注見通しが立っていると説明。2月は春節(旧正月)休みで営業日が少ないため減収となるものの、3月にはさらに成長が期待できると予測を示した。第1四半期はオフシーズンながら前期比5~10%の増収、今年通年では前年比30%以上の増収を見込む。

 川上のLEDエピタキシャルウエハー・チップメーカー、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の1月売上高は、前月比5.5%減の2億400万元だった。今後のバックライト向けLEDチップ需要を好感する同社は、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を今年中に台湾で33台まで増やし、来年はさらに12台を追加して生産能力増強を図る構えだ。