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大学院修士の初任給、前年比9%減=1111人力銀行【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年2月9日_記事番号:T00020917

大学院修士の初任給、前年比9%減=1111人力銀行【図】

 
 大手求人情報サイト、1111人力銀行が8日発表した「2009年給与調査レポート」によると、企業に就職した大学院修士課程修了者の初任給は月3万8,939台湾元(約10万8,000円)で、前年の4万3,024元から9.49%も減少した。大学卒業者の初任給も2万7,150元と、前年の2万8,861元から5.93%減少した。9日付中国時報が報じた。
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 同レポートによると、高校卒業者(前年比2.85%減の2万5,757元)、専科学校(単科大学・高専に相当)卒業者(同2.21%減の2万7,265元)の前年比減少幅は3%に満たず、中学校卒業者(同0.77%増の2万5,990元)は微増した。大卒以上の初任給の減少幅が目立ったことに対し1111人力銀行は、「大卒が以前の高卒に、大学院卒が学部卒に相当するといったように、学歴の価値が下がってきている」と指摘した。

 業種別では、建設・不動産業が3万341元で最高だった。1111人力銀行は、ここ3年の不動産景気好調を受けたものと分析。一方、最低は一般サービス業の2万5,553元だった。