ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「貯金足りない」が84%、アジアで最高【図】


ニュース 金融 作成日:2010年2月9日_記事番号:T00020923

「貯金足りない」が84%、アジアで最高【図】

 
 匯豊人寿保険(HSBCインシュアランス)が2009年12月にアジア7カ国・地域(台湾、中国、韓国、香港、シンガポール、インド、マレーシア)の3,563人に対し行った調査によると、台湾では「貯金額が不十分で不安」と感じている人の割合が64%、さらに「全く貯金がない」が20%で、84%が「貯金が足りない」と感じていることが明らかとなった。この比率は7カ国・地域で最高だ。なお、台湾市民の65%が、長期的な貯蓄に対する最大の障害は「市場への不信感」、「運用可能な収入の不足」と答えた。9日付工商時報が報じた。
 
T000209231

 
 同調査によると、「貯金額が不十分で不安」の割合は、中国が最高で69%、これに台湾と韓国が続き64%、香港の56%が続いた。「全く貯金がない」比率は香港がトップ、台湾が2位なった。

 また、貯金不足による懸念事項は、「医療費」が中国(76%)、シンガポール(69%)、台湾(59%)など、韓国以外すべての国・地域で最大となり、韓国では「退職後の生活費(61%)」となった。また台湾では「失業」も47%と高い割合となった。