ニュース
その他製造
作成日：2010年2月9日_記事番号：T00020926
太陽電池用シリコンウエハー供給不足、緑能が生産委託を開始
太陽電池用多結晶シリコンウエハー製造最大手、緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）は、現在オフシーズンながら需要が供給に追い付かないため、生産能力の増強に加え、外部への生産委託も開始した。９日付電子時報が報じた。
緑能によると、１月の出荷量は2009年同月の３倍に上った。現在、受注の一部は他社の設備を借りて、緑能の技術で生産して対応しているという。
緑能はまた、生産能力を第１四半期に410メガワットピーク（MWp）まで、第２四半期に500MWpまで拡充する計画だ。
緑能が８日発表した１月売上高は、前月比15.3％増、前年同月比79.3％増の10億5,900万台湾元（約29億円）だった。アナリストは、第１四半期は太陽電池用シリコンウエハーの供給不足が続き、緑能は同期、前期比で増収となると予測を示した。
