ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

クアンタの1月売上高、前年比86%増


ニュース 電子 作成日:2010年2月9日_記事番号:T00020934

クアンタの1月売上高、前年比86%増

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の1月連結売上高は801億2,600万台湾元(約220億円)で、前年同月比86.1%と高い伸びを示した。今年はノートPC出荷台数5,000万台、オールインワン(モニター一体型、AIO)PCでシェア過半を目指すほか、林百里董事長が注力するクラウドコンピューティング分野で次世代サーバを第4四半期に投入するなど、年間売上高1兆元の目標達成に向け、各製品分野で積極的に出荷を拡大する計画だ。9日付工商時報が伝えた。

 同社の1月のノートPC出荷台数は350万台で前月比5.4%減だった。2月も春節(旧正月)休暇のためさらに減少するが、3月から上向く見込みで、例年のオフシーズンながら第1四半期は前期比減少幅を5%以内に抑えられるとみている。また、年内は四半期ごとに成長する見通しだ。

 ただ、ライバルの仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は既に、1月出荷台数を450万台程度と予告しており、コンパルが第1四半期の出荷台数でも業界首位を獲得するとみられている。