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作成日：2010年2月9日_記事番号：T00020937
ＡＵＯの大型パネル、１月出荷が過去最高に
液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）の８日発表によると、同社１月の大型パネル出荷枚数は前月比3.8％増の945万枚で過去最高となった。主に春節（旧正月）に向けた中国での家電需要の高まりが成長を支えたもようだ。中小型パネルの出荷枚数は1,952万枚で、前月比23.4％増と大きく成長した。９日付経済日報が伝えた。
同社１月の連結売上高は前月比3.8％増の382億2,500万台湾元（約1,063億円）で、これも過去最高となった。
一方、奇美電子（ＣＭＯ）の１月連結売上高は前月比0.4%減の286億元だった。出荷枚数は大型パネルが729万2,000万枚で同2.3％増、中小型は1,219万3,000枚で同34％増と大きく伸びた。
また、瀚宇彩晶（ハンスター）の１月売上高は前月比7.4％の49億9,500万元、出荷枚数は大型が同５％減の94万5,000枚、中小型が35％増の1,045万枚だった。
パネル業界は今年、液晶テレビやパソコン市場の拡大に伴う需要増で、見通しは良好なもようだ。ガラス基板大手、米コーニングは、ガラス基板の需要は前年比14～22％増の30億平方インチに達すると予測している。
