ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

忠烈祠の衛兵、郭富城のモノマネで論議


ニュース 社会 作成日:2010年2月10日_記事番号:T00020942

忠烈祠の衛兵、郭富城のモノマネで論議

 
 厳かな雰囲気が漂う戦没者追悼施設の台北市の忠烈祠で、衛兵がサーカスまがいのパフォーマンスを繰り広げている動画がインターネット上で広がり、論議を呼んでいる。

 蘋果日報の動画ニュースによると、2008年8月に撮影された動画では、2人の衛兵が歌手の郭富城をまねたかのように、片手を使い中国式ジェスチャーで数字の「7」の形をつくり、まるでスター気取りだ。また、銃剣をキャッチボールでもするかのように放り投げる場面もあった。

 衛兵は特に厳しい儀礼上の規律があり、規定外の動作を行うことなどもってのほか。この衛兵はブログに「もし大隊長に見られたならば、軍法会議物だ」と書き、不適切な動作であることは自覚していたらしいが、観客の喝采を浴びて、調子に乗っていた。

 忠烈祠は民進党政権期に「観光地」として位置付けられ、衛兵が独自に考案したパフォーマンスを演じることを許した時期もあったが、国民党政権への交代で最近は再び規律が強化されていた。

 蒋介石元総統の遺体が安置された慈湖でも最近、衛兵が勤務中にガールフレンドに向かって両手でハートマークをつくっている動画が広まり、物議を醸した例がある。