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作成日：2010年2月10日_記事番号：T00020947
中国の北大方正、台湾のバイオ医薬品産業に投資検討
中国ＩＴ（情報技術）大手の北大方正集団（ファウンダー）は、台湾のバイオ医薬産業の実力を高く評価し、中国の適格国内機構投資家（ＱＤＩＩ）を通じ、台湾で上場する製薬会社などに投資を行う方向で検討している。10日付経済日報が伝えた。
同社は投資先の候補として既に、▽生達化学製薬（スタンダード・ケム＆ファーム）▽佳医集団（エクセルシオール・ヘルスケア・グループ）▽景岳生物科技（ジェンモント・バイオテク）▽中天生物科技（マイクロバイオ）──の４社を挙げている。投資額は少なくとも50億台湾元（約140億円）に達する見通しだ。
北大方正集団は、投資担当者や学識者11人を21日から台湾に派遣し、23日に台湾で行われるバイオ医薬業界の中台交流フォーラムに参加するほか、３月２日までの予定で台湾各地でバイオ医薬品産業の視察を行う予定だ。
